第七話 雪の少女

 

 枕元から響くいとこの少女の声で、祐一は目を覚ました。相変わらず誘眠効果抜群の気の抜けた声だが、こんなのでも起きられる自分もなんだかな、と思う祐一であった。

 とはいえ、今日は半日しかないとは言え、祐一がこの街にやってきて、転校してきてからはじめての授業がある。室内の冷たい空気に心がめげそうになるが、気合いを入れなおして着替えを済ませると、隣の部屋からくぐもった感じのベルの音が響く。この様子だと、今日も魔力カートリッジへの魔力チャージは順調なようだ。

 いつものように朝からやってきた香里と一緒にベルを止め、名雪を起こして朝食を食べる。

「イチゴジャム、美味しいよ〜」

 まだ完全に目が覚めていないのか、名雪は頭をふわふわと左右にふりながらトーストにジャムを塗っている。テーブルの上には秋子の手作りであると思われる色とりどりのジャムが置かれているが、祐一はバターだけを塗って食べていた。

 この日は朝食のご相伴にあずかっている香里も、祐一と一緒にバターを塗ったトーストを食べている。女の子は甘いものが好きだし、それで名雪もイチゴジャムをトーストに塗っているのだと思われたが、なぜか香里はテーブルの上にあるジャムに視線を合わそうとしない。

 まるで、なにかに脅えているように。

「うん、美味しい〜……」

 その一方で、名雪は半ば寝ているようでありながら、本当に幸せそうな表情を浮かべてトーストをかじっている。そのほんわかとした雰囲気に、つい時間がたつのを忘れてしまいそうだった。

「祐一、もう食べたの?」

「食パンの1枚くらい、10秒もあれば食える」

 戦場じゃいつ食事が出来るかもわからないので、食べられるうちに食べておく。そのせいか、やたらと食事が早くなった祐一であった。

「待っててやるから、できるだけ急げ」

「うん。出来るだけ急ぐよ」

 名雪はもぐもぐ、うぐうぐと口を動かしてトーストをかじるが、ほとんど減っている様子がない。

「まだか?」

「まだ3秒しかたってないよ……」

「わかった、俺が半分食ってやる」

「え? いいよ。自分で食べるよ」

「遠慮するなって」

 祐一は名雪のトーストを奪い取ると、半分にちぎってその片方を一口で食べてしまった。

「うー、ひどいよ〜」

 バタバタと暴れ出す名雪を押さえて、もう半分を返す。

「わたしのイチゴジャム〜」

「なに言ってるんだ。これで全部食えるだろ」

「……祐一、嫌い」

「意外とひどい事するのね、相沢くんは……」

 小さくなったトーストに視線を落とし、名雪は少しすねるように呟く。その一部始終を見ていた香里も、非難の視線を祐一に向けた。

 そうした乙女達の姿を見ていると、流石に祐一も悪い事をしたような気にもなってくる。

「……極悪人だよ」

 祐一としては、そこまでひどい事はしていないように思うが、がっくりと肩を落とした様子の名雪はやけに印象的であった。とにかく食事を急がせて、3人で外に飛び出すのだった。

 

「名雪、時間は?」

「えっと……8時7分」

 おなかすいた、と恨みがましく祐一を見つめつつも、律儀に時刻を答える名雪。

「それなら歩きでもなんとか間に合いそうね」

「イチゴジャム〜……」

 安堵した表情の香里と、ちょっぴり拗ねたような名雪の表情は実に対照的であった。

「ゆっくり食いたかったら、もっと早起きしろ」

「努力はしてるよ……」

 しかし、魔力カートリッジに魔力をチャージする関係上、名雪には少しでも長く寝ていてもらわないといけない。なかなかに難しい問題であった。

「ところで、相沢くん。もうこの街の寒さには慣れた?」

「ここにきて3日で慣れるわけないだろ?」

「でも、祐一だって昔はこの街に住んでいたんだよ?」

「そうだとしても、ブランクが長すぎる」

 昨日は走っていたのでのんびり見る事は出来なかったが、確かに昔祐一はこの白い街並みの中にいた。

 これまでの生活の中で、断片的に思いだされる7年前の光景。あの日と同じ雪、あの日と同じ風景の中にいれば、いずれは全ての記憶を取り戻せる日が来るのだろうか。

 それとも、やはり過去の事として、思いださないほうがいいのかもしれない。7年前の事について名雪はなにも言わないが、もしかすると名雪も祐一に思い出してほしいと思っているのかもしれない。

 そんな他愛のない事を話しながら、雪の積もった道を3人でゆっくりと歩いていくと、やがて校舎の一角が視界に飛び込んできた。

「よかったな、今日は遅刻せずに済みそうだ」

「これで遅刻したら、わたしが可哀想だよ」

「ふふっ……相沢くんみたいな極悪人と一緒だと、名雪も大変ね」

 毎朝走るのは大変じゃないのか、と祐一は突っ込みたいが、名雪と香里にとってはいつもの事だと思いなおして、ぐっと言葉をこらえる。

「おはよう〜」

「おはよっ」

 校舎に入って広めの廊下を歩くと、当然のように知らない生徒ばかりであふれかえっていた。祐一には見覚えのある生徒の姿もあるが、誰が誰やらさっぱりわからない。名雪と香里が気軽にあいさつをするくらいなのだから、きっとクラスメイトなのだろうと思うくらいだ。

「あ、水瀬さんに美坂さん、おはよう」

 女子生徒が挨拶を返してくるので、まずクラスメイトで間違いないと祐一は思った。

「相沢くんも、おはよう」

「え? あ……」

「ダメだよ、祐一、ちゃんと挨拶しないと」

 咄嗟の事だったのでどう返事をしていいかわからず、少し戸惑っていると名雪がお節介にも余計な口を挟んできた。そんなやりとりを、香里をはじめとしたまわりの生徒達がニコニコと見ている。どれも見た覚えのある顔ばかりだった。

「……どうも、名雪のせいで変な先入観を持って見られているような気がする」

「なに言ってるのよ。名雪のおかげでクラスにも馴染んでいるんだから、もっと感謝しないと」

 確かに、香里の言う事に一理あるのかもしれない。その証拠に、名雪が同意するように何度も頷いている。

「……別に馴染めないのなら、ひとりでいるから構わないんだけど」

「ひとりは寂しいよ……」

 悲しそうにつぶやく名雪と、もっともらしく頷く香里。ある意味では余計な御世話なのだが、ある意味ではありがたい事なのかもしれない。

 

 今日は土曜日なので、半日とは言え授業がある。そこで祐一はある事実に気がついた。

 実は、まだ教科書をもらっていなかったのである。そこで隣の席の名雪が教科書を見せてあげようとしたのだが、祐一は慎んで辞退した。隣同士で席をくっつけてひとつの教科書を見る。しかも相手はいとこであるとはいえ、見た目は可愛い女の子である。どう考えてもいい噂になるとは思えなかった。

「教科書だったら、オレのを見せてやるぞ」

 祐一達の会話を聞いていたのか、後ろの席の男子生徒が会話に入ってきた。

「誰だ?」

「北川くんだよ。昨日挨拶していなかった?」

「そうだったか?」

 昨日名雪から聞いたような気もするが、どうにも記憶があいまいだ。ただでさえ闇の書事件で頭がいっぱいなのに、クラスメイトの事まで頭がまわらないというのが現状だ。

「しかし、北川か……。よしっ、答えろ北川っ! 流派、東方不敗はっ!」

「王者の風よっ!」

「全新系裂っ!」

「任務完了っ!」

「見よ、東方に」

「月は出ているか?」

 そして、互いの両手をがっしりと握りしめる二人の姿に、名雪と香里をはじめとしたクラスメイト一同は冷ややかな視線を送るのだった。

「変な奴だな……」

「それはお互い様だが、いいのか? 教科書借りて」

「いいもなにも、後ろの席だからな」

「悪いな、俺は後ろを振り返らない主義なんだ」

「まあ、いいか。変な奴みたいだから、授業中は退屈しないで済みそうだ」

 大きなお世話だと言いたいが、授業開始を告げるチャイムが鳴ったのではどうしようもない。

「とりあえず、よろしくな」

「ああ」

 そんな二人のやりとりを、名雪が微笑ましく見つめていた。

 

 退屈な授業だった。退屈なだけならまだいいが、今は退屈な上に授業内容がさっぱりわからなかった。

 ミッドチルダではまともに学校に通った記憶はないし、必要な知識はテストでなんとかしていたため、祐一にとってはこうした授業というのがとにかく退屈でしかたがない。

 実のところ時空管理局は入局審査に学歴をさほど重視しておらず、個人の能力や実力の方が重視されるのだ。それは過去に犯罪歴があっても、高い能力の持ち主であれば相応のポストに就けるくらい徹底している。

 祐一の様な実動部隊は執務官や捜査官といった資格さえ取っておけば、さほど学歴が重視されないという環境なのである。たとえ階級が底辺に近い二等陸士であっても、L級艦船の操縦資格を持っていれば操舵手に抜擢される事もあるくらいに。

 そのせいかミッドチルダでは普通に学校に通うよりも、就職に有利となる訓練校に通ったり、とりあえず資格だけ取得しておいたりするのが一般的なのだ。

 時空管理局は階級による基本給と魔導師ランクに応じた能力給、それに取得した資格による資格給の合計で給与が支払われる。これによって10歳の子供でも高い給与が支給される場合がある。ちなみに、祐一の様な嘱託魔導師は管理局の外部協力者であるので、魔導師ランクに応じた能力給が基本給となり、それに時給を加算した合計で支給される。

「……眠いな」

 なんとなくクラスの中で一人取り残されたような気分になった祐一は、そう呟いて生欠伸をかみ殺す。いくらなんでも転校早々に寝るわけにもいかないので、手にしたシャーペンをくるくるとまわしながら時間をつぶす。

 そして、2時間目も後半戦にさしかかった頃の事だった。

「……人がいるぞ」

「そりゃ、人くらいいるだろ。学校なんだから」

「いや、そうじゃなくてな……」

 後ろからの声に曖昧に返事をして、横を向いた祐一は名雪の姿を見る。

「くー……」

 名雪は思いっきり寝ていた。しかし、身体は眠っているのに、右手は動き続けて黒板の文字を書き写している。ほとんど自動書記ともいえる動きであったが、ここまでくると完全にマルチタスクの無駄遣いであった。

(……これなら寝ていても授業内容はばっちりだな)

 呆れ半分、感心半分といった感じで、祐一は名雪を見ていた。

「なんか変なんだ」

 祐一にしてみれば、今の名雪の姿くらい変なものはないと思うのだが、北川にとってはいつも見慣れた普段の風景なのだろう。

「外に人がいるんだけど……なんか様子が変なんだ」

 教科書を貸してもらっている立場上、相手をしないのも悪いので北川の促すほうを見ると、窓の下にある白い風景の中にひとりの女の子が佇んでいるのが見えた。

 一面をもの悲しい雪に覆われた場所で、女の子がほとんど身動きせずにじっと雪を見つめている。まるでなにかを待っているような、そんな雰囲気だった。

「そのうちいなくなるだろ」

「そうだよなぁ……」

 やがて、この日最後の授業がはじまる。この前の休み時間に、今日は部活がお休みだから一緒に帰ろう、と名雪から誘われたので、断る理由のなかった祐一は素直に頷いておいた。

 淡々と進む授業を右から左へ聞きながし、祐一は放課後の事を考える一方で、まったく別の事を考えていた。

 祐一が気づいてからかれこれ2時間くらい経過しただろうか。その間もずっと変わらない雪景色の中で、ひとりの少女がずっと同じ場所に立ち続けていた。

「あの子、まだいるぞ」

「そうだな」

「大丈夫かな……」

 第一発見者である北川が、心配そうに小声でささやく。遠目から見ても小柄な少女である事がわかる。着ている服も私服なので、この学校の生徒というわけでもなさそうだ。誰かと待ち合わせをしているにしても、何時間も前から人気のない雪景色の中で待つ必要もないだろう。

 当たり前の事だが、あの少女の口元が白く曇るので、息をしている事に安心してしまう。そんな事を考えていると、不意に授業終了を告げるチャイムが鳴り響いた。

 その音を待ちかねたように、少女が顔を上げる。祐一はその少女の顔に見覚えがあった。昨日あゆの食い逃げに巻き込まれ、雪の中で出会った女の子だ。

「俺、ちょっと急用を思い出したから」

「おい、まだHRが残ってるぞっ」

「すぐに戻るっ!」

 なにやら叫んでいる北川を無視して、祐一は廊下に飛び出していった。

 

「寒いな……」

 案の定、鉄の扉を開けた先にある白い世界は、学校の中とは比べ物にならないくらい寒い世界だった。バリアジャケットを展開しておけばこの程度の寒さはどうという事はないのだが、戦闘中でもないのにそんな事をしたら管理局法に違反してしまう。

 もっとも、ここは管理外世界なのだから管理局法の適用は受けないのだが、デバイスを起動させる手間を考えると寒いほうがましだった。

「……しかし、なにやってるんだろうな、俺」

 呟きともため息とも取れる白い煙が、祐一の口元から漏れる。

 一面の白に包まれた雪の絨毯の上に、ひとりの少女が立っているのが見える。昨日と同じように頭に雪を積もらせたままの少女は、間違いなくあゆと一緒に出会った少女だった。

「……あ」

 祐一に気がついた少女が、小さく声を上げる。雪にも負けないくらいの白い肌をした少女が、小さな体をかばうようにストールを羽織って穏やかに微笑んでいる。

「どうしたんですか? こんなところで」

「中庭に生徒以外の人間が入り込んでいるから、見に来たんだ」

「そうなんですか? ご苦労様です」

 少女がぺこりとお辞儀をすると、頭と服に積もった雪が舞い落ちる。

「でも、ちょっとだけ違いますよ」

 残った雪を手で払い落してから、少女は軽く微笑んだまま口元に指をあてた。

「なにが違う?」

「生徒以外、じゃないです」

 可愛いという以上に儚げな印象のある笑顔を浮かべつつ、少女は言葉を続ける。

「だって、私はこの学校の生徒ですから」

「それなら、どうして私服で授業中にこんなところに立っているんだ?」

「実は、今日学校を欠席したんです」

「それはさぼりと言わないか?」

「さぼりじゃないですよ」

 祐一の問いかけに、少女は笑顔で答える。その笑顔は、昨日の第一印象とは随分とギャップのあるものだった。

「さぼりじゃないのならなんだ?」

「最近は体調を崩してしまっていて……それでずっと学校をお休みしていたんです」

 そう呟いて、少女は少し悲しそうにつぶやいた。

「昔からあんまり体が丈夫な方ではなかったんですけど、最近特に体調がすぐれなくて……」

 そう言われると、確かにどこかつらそうであるようにも見える。先程祐一が感じた儚げな雰囲気も、そうしたところに由来しているのかもしれなかった。

「こういう事を聞いていいのかどうかわからないんだが、なんの病気なんだ?」

 不意に少女顔が曇る。

「大した病気じゃないですよ」

 小さな声で、少女は伏し目がちにゆっくりと言葉を続ける。

「……実は、風邪です」

「かぜ?」

 もう少し難しい病名が出てくるかと思ったが、意外と簡単だったので祐一は拍子抜けだ。

「あ、だったら流行性感冒でもいいですよ」

 難しく言っても、風邪は風邪だった。しかし、風邪は万病の元と言うくらいだから、大した事はないと油断するのがいけないのかもしれない。

「……まあ、大した事がないのなら、それが一番なんだが」

「えっとですね、それで最近は学校をお休みしていたんですけど、今日は人に会うためにこっそり出てきちゃったんです」

「こっそり来なくてもよかったんじゃないか?」

「病気には変わりないですから、外出している事がばれたら怒られます」

 確かに、家族は心配するだろう。

「それはとにかく、誰に会いに来たんだ?」

「それは秘密です」

「秘密と言われるときになるな。じゃあ、ヒントをくれ」

「ヒントですか? 実は私もその人の事はよく知らないんです……」

 呟きながら、少女は困ったように眉根を寄せる。

「名前も知らないですし、何年のどのクラスなのかもわからないです」

「会った事もないとか?」

「いくらなんでも、それはないですよ」

「どっちにしても、俺の知ってる名前じゃないだろうな……」

 転校したてでクラスメイトの名前すら覚えていないような祐一では、少なくともこの少女の期待には応えられそうもない。せめて名雪がこの場にいれば状況は変わったのかもしれないが、見知らぬ女の子に合いに行くのに別の女の子を連れていくというのも問題がある。

「それにしても、風邪なんて大変だよな」

「でも、病気で長期にわたって休んでいる女の子なんて、ドラマみたいでかっこいいですよね」

「自分で言うなって」

「もちろん、冗談です」

 初対面の脅えた様子とはうって変わって、明るく表情をほころばせている。この明るく元気な仕草に、祐一は不思議な女の子だと思う。

「そう言えば、自己紹介がまだでしたよね。私は美坂栞、休んでばかりですかここの一年生です」

「俺は相沢祐一。今週転校してきたばかりの二年生だ」

 不思議と聞き覚えのある名前に、僅かに違和感を覚える祐一。どこかで聞いた事がある様な名字だったが、どこで聞いたかまでは思い出せない。

 そして、ちょっとした雑談を交わした後に栞は別れを告げた。結局、彼女がなにをしに来たのかがわからず、その後ろ姿が見えなくなるまで目で追っていた祐一であった。

 

「……一体あいつはなにしに来たんだろうな」

 栞と話している間に随分と時間が経ったのか、すでにHRも終わったようで、生徒達もまばらに帰宅をはじめたようだ。

「あ……相沢くん」

 丁度帰るところなのか、昇降口では香里が靴を履き替えていた。

「今から帰るのか?」

「今から帰るのか? じゃないわよっ!」

 いきなり怒られたので、少しひるむ祐一。それほど激しくというわけもないのだが、美人が怒るとなぜか異様に迫力がある。

「名雪、まだ教室で待ってるわよ……」

「いかん、すっかり忘れていた」

「やっぱりね……」

 香里はあきらめにも似たため息をつく。

「名雪、怒ってたわよ」

「そうだろうな……」

「ちなみに、石橋も怒ってたわよ」

「誰だ? 石橋って」

「……担任の名前くらい覚えておきなさいよ」

 そして、再びあきらめにも似たため息をつく香里。

「それじゃ、俺はちょっと名雪に怒られてくる」

「ちゃんと謝りなさいよ?」

「なにか奢らされるな、きっと……」

「それで許してもらえるんだったら安いものよ」

 考えてみると、名雪が部活の時以外は四六時中顔を突き合わせている事になる。変に意固地になってつまらない事で喧嘩するよりも、ちゃんと謝って元通りの関係になるほうがよほどいい。

「……うそつき」

 香里に見送られて教室に向かうと、案の定名雪が拗ねていた。

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