うぐぅ、五段活用

 

「なああゆ、お前の口癖だが……」

「うぐぅ、ボクに口癖なんて……」

「そう、その『うぐぅ』だ」

「……?」

 突然おかしなこと言う祐一に、あゆは首を傾けた。

「例えるなら……そうだな。疑問に思ったときの『うぐぅ』は?」

「うぐぅ?」

「びっくりしたときは?」

「うぐぅ!」

「楽しいときは?」

「うぐぅ♪」

「悲しいときは?」

「うぐぅ…」

「甘えるときは?」

「うぐぅ❤」

「それを全部続けて言うと?」

「うぐぅ? うぐぅ! うぐぅ♪ うぐぅ… うぐぅ❤」

「全部一緒じゃないか!」

「うぐぅ…」

 声がないのが残念である。

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