星空
ある日の事だった。祐一はヒロインと並び、星空を見上げていた。
名雪編
「ねえ、祐一。なにを考えているの?」
「名雪と同じ事」
「やだも〜、祐一のえっち〜」
あゆ編
「ねえ、祐一くん。なにを考えているの?」
「あゆと同じ事さ」
「そうだね、やっぱりたい焼きだよね」
真琴編
「ねえ、祐一〜。なに考えてるの?」
「真琴と同じ事さ」
「うん、肉まん美味しいよね」
舞編
「祐一、なに考えてる?」
「舞と同じ事」
「……祐一もお腹がすいてる……」
栞編
「祐一さんは、何を考えているんですか?」
「栞と同じ事」
「やっぱり、大きな胸のほうがいいんですね……」
美汐編
「相沢さんは、何を考えているんですか?」
「天野と同じ事」
「……そんな酷な事はないでしょう……」
佐祐理編
「祐一さんは、なにをお考えですか?」
「佐祐理さんと同じ事さ」
「あはは〜♪」
香里編
「相沢くんは何を考えているのかしら?」
「香里と同じ事さ」
「そう言って浮気するつもりね」
秋子編
「祐一さんは何を考えていますか?」
「秋子さんと同じ事です」
「よかった、丁度ジャムの試食をしてくれる人を探してたんです」
こうした人達の思惑とは何の関係も無く、星達は今日も夜空を彩っていた。
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